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2013/11/21

AWSに200円弱/月で、MT4予備環境を、用意する


今使っている予備のメタトレーダー4用PCがWindowsXPで、来年サポートが終わってしまうので、AWSへの移行を検討した、前回の記事の続きです。   ようやく、実際にAWS設定作業が終わったので、AWSの設定方法や見積もりについて書いてみようと思います。

AWSは時間課金なので、予備MT4マシン用途だと、月額契約のVPSよりも安価にできるのではないか、と思ったのが発端です。  後述の試算結果だと、173.5円/月で収まるハズです。

■■■ 記事の流れ ■■■

1.AWSサーバ(EC2インスタンス)へのログイン
2.安くするポイント
3.費用見積もり
4.運用イメージ
5.AWS設定手順
6.AWSサーバ起動・停止手順


さて、イメージしやすくするために、AWSのサーバにログインしている雰囲気から。

1.AWSサーバ(EC2インスタンス)へのログイン


AWS設定が終わって、実際にサーバにログインするには、Windows標準ソフトの、「リモート デスクトップ」を、メニュー「スタート」→「アクセサリ」から起動します。




コンピュータ名は、AWSでサーバ起動したら割り当てられる「PublicDNS」のサーバ名を入力すれば、OKです。 (AWS EC2管理画面で確認できます)

後は、サーバ側のWindowsのユーザ・パスワードを入力すると、↓ こんな感じで、普通にWindowsが使えます。 Administratorの初期パスワードは、AWS EC2管理画面のメニュー「Get Windows Password」から取得できます。




ちなみに、スマホ・タブレット等のAndroid端末から、アプリをインストールすればパソコンみたいにログインできます。 アプリは、「Microsoft Remote Desktop」を使っています。 ログインすると、こんな感じで、普通に使えます。



2.安くするポイント


AWSは、サーバ起動時間と、確保したディスク容量に応じて課金されます。(他にも、ディスクI/O数、上りインターネット通信量で課金されますが、今回の用途や無料利用枠を考えると、無視できるレベルと思います)

サーバ時間単価は、サーバスペック(インスタンス・タイプ)と、支払い方法で変わってきます。 支払い方法は3つあり高い順に、「オンデマンド」「リザーブド」「スポット」です。

こういった課金方式で安くするポイントは、以下の様な感じです。

  • 平常時は、EC2インスタンス(サーバ)を停止させておく
  • 安いスペックを選択:m1.small(1CPU、MEM1.7GB) ・・・ よっぽどたくさんのEAを動かさない限り、これで十分と思います。
  • ディスク容量も最低限にする(OS領域30GB、MT4領域4GB) ・・・ OS領域は30GBより小さくできないと思います。
  • 「スポットインスタンス」によるEC2起動で定期メンテナンス ・・・ 価格が時と共に変化するタイプです。 最大許容価格を指定して、サーバ起動します。  価格が指定した許容価格を上回ると、サーバは強制停止されます。  過去の価格動向も見れます。 実際はほぼ一定の価格で安定しているみたいです。
  • メイン用MT4環境障害時は、「オンデマンドインスタンス」で実行
  • AWS 無料利用枠」を有効活用する ・・・ 結構無料で使えます

※ 補足

普通にEC2インスタンスを起動すると、「オンデマンド」になります。 「リザーブド」は前払い式で、1年・3年などの期間と、利用頻度3種類があります。 「リザーブド」で前払いする際は、マシンスペックも指定して支払いします。 マシンスペックを変更したくなった場合、変更できる範囲が限られていて、同じスペックのグループ内に限定されます。  余った分を売却できるそうですが、どれぐらいの流動性かは解りません・・・orz



3.費用見積もり


2013/11/16時点での見積もりです。

■ 前提

  • メイン用MT4マシンで障害が発生した時だけ使う
  • 毎週1時間、Windows Update、ウィルススキャン、MT4起動確認などの定期メンテナンスを実施する
  • 1ヶ月5週間として見積もる
  • 東京リージョンを使う
  • 1US$≒100円
  • ディスクI/O、インターネット送信パケット数は、無料利用枠で収まるレベル
  • ディスクは日割り計算される (参考:「課金編:Amazon クラウド- AWS/EC2でSAP環境構築(9/10)」)


■ 見積もり

  以下を合算すると、173.5円/月で収まるハズ(笑)

  < 定期メンテナンス >

  • EC2 : 17.5円/月 ・・・ m1.smallスポットインスタンス$0.035/H × 5週間 × 100円
  • EBS : 60.0円/月 ・・・ OS用領域30GB × 1GB$0.12/月 × 5週間 ÷ 30日 × 100円

  < 月額固定費 >

  • EBS : 96.0円/月 ・・・ (OS用領域30GB+MT4用4GB+MT4用バックアップ4GB-無料利用枠30GB) × 1GB$0.12/月 × 100円


4.運用イメージ


全体的な運用イメージについてです。   普段MT4を動かしているPCで障害が発生した場合、AWS上のMT4を起動します。  AWSへの切替時は、MT4「グローバル変数」ファイルを、AWS側に引き継ぐ必要があります。  しかし障害が発生した後では、引き継ぐファイルを取得する事ができませんので、常時SkyDriveのクラウド上にアップロードしておきます。



■ メインPC障害発生時

1.普段MT4を動かしている、メインPCがある
2.メインPCが障害で使えなくなったら、AWSのサーバ(EC2インスタンス)を起動する
  Androidアプリ 「AWS for Android」から、起動できます。
  ディスクのマウントという作業も必要なのですが、このアプリで可能です。
3.AWSのサーバにログインして、MT4を起動する
  接続先のIPアドレスは起動する度に変わるので、接続先のPublicDNSを、
  Androidアプリ「AWS Console」の画面からコピペします。
  上記「2.」のアプリだと、コピーできません。


■ MT4データの引継ぎ

MT4を起動する前に、データの引継ぎ作業が必要です。 MT4の「グローバル変数」ファイル(profiles\gvariables.dat)を、AWSサーバ上のMT4の同じフォルダーにコピーしてから、MT4を起動します。

さて、この「グローバル変数」ファイルを、どうやってAWS側のサーバにもってくるのか、という話しです。  私の場合は、SkyDriveを、メインPCとAWS側の両方にインストールして、ファイルをやり取りします。

・ メインPC側
  フリー・ソフト「Buckup」を使って、MT4インストール・フォルダ内のファイルを、
  SkyDriveのフォルダに、5分おきにコピーしています。
・ AWS側
  切替時に、サーバ起動後、フリー・ソフト「BunBackup」を使って、SkyDrive
  のフォルダから、MT4インストール・フォルダ内に、ファイルをコピーしています。  


5.AWS設定手順


Amazonショッピングのアカウントを持っていても、AWS用のアカウントを用意する必要があります。 AWS用アカウントを用意した後の、導入の大まかな流れは、以下のとおりです。 AWS内のEC2ダッシュボードをブラウザで開き、作業します。

「Amazon Machine Image」(AMI)と呼ばれる、OS起動イメージを作成しなければ、サーバ停止時に、インストール・設定した内容は消えてしまいますので、注意が必要であると共に、AWS利用にあたっての、一番の注意ポイントです。

今後は作成したAMIからサーバを起動する事になりますので、設定変更などを行ったら、毎回AMIの再作成が必要になります。

MT4関連データについては、AMIとは別に、MT4用ディスクを用意し、そこに保存します。
そのディスクの内容は、サーバ停止時に消えません。


1.AWSのアカウントを用意する


AWSアカウントを用意したら、EC2ダッシュボードを開きます。  ここから作業します。 赤色で囲った部分がよく使う箇所です



2.世界のどこで動かすか(リージョン)を決める


右上のアカウント名の右側から、選びます。 Tokyoだけでなく、US East/West、EU、Irelandなども選べます。 私はTokyoにしました。

→ 基本的に、決めたリージョン内で作業をする事になります

3.MT4をインストールするディスク(EBS)を確保する


左側メニュー内「ELASTIC BLOCK STORE」(EBS)内「Volume」を選び、「Create Volume」をクリックして、必要事項を入力します。

私は4GB確保しました。 VolumeTypeは「Standard」、Availavility Zoneは、何も考えずに適当に選んでしまいました(笑) 



「Availability Zone」は、データセンタ単位「リージョン」内を、さらに論理分割した単位で、機能的にはどれを選んでも同じはずです。

4.キーペアを用意する


EC2ダッシュボード画面の左下にある「Key Pairs」を選んで、適当な名前を決めて、入力してください。

→ サーバ(EC2インスタンス)起動に必要なだけでなく、
   Administratorの初期パスワード取得にも必要です。





5.公開AMI(Amazon Machine Image)から、サーバ(EC2インスタンス)を起動


AMIは、「サーバ起動用のOSイメージディスク」というイメージです。 一般公開されているAMIが幾つもあって、必要な種類のOSを選んで、起動します。  「Windows Japanese」で検索すると幾つかでてくるので、その中から、以下のAMIを選びます。

  ・ Windows_Server-2008-R2_SP1-Japanese-64Bit-Base-2013.09.11
   (AMI ID:ami-e3dd41e2)
  ・ インスタンス・タイプ:m1.small(1CPU、MEM1.7GB)
   → スペックに相当しますが、起動毎に好きなスペックを選べます

間違えてSQL-Server付きのAMIを選んでしまうと、単価が高いだけでなく、利用ディスク容量もふえてしまい、料金がとても高くなってしまいますので、注意してください。


6.サーバ(EC2インスタンス)に、MT4ディスク(EBS)をマウントする


EC2ダッシュボード画面左側メニュー内「ELASTIC BLOCK STORE」から「Volume」を選択し、上記「3.」で作成したディスクを選び、起動したEC2インスタンスに割り当てます。 この作業は、EC2インスタンス起動のたびに必要です。



上部「Actions」から「Attach Volume」を選び、出てきた画面で、上記「5.」で起動したEC2インスタンスの「Instance ID」を選びます。 

このディスクに、MT4をインストールする事になります。

7.Windowsの設定・MT4インストール・EA設定


ブログ記事冒頭に書いた、サーバログイン方法でログインし、使用するアカウントの用意や、Windows Updateや、セキュリティソフトのインストール、MT4のインストールや、その他必要なソフトのインストール作業などを行います。   作業を中断する場合は、必ず後述「8.」をしてから、Windowsを終わらせましょう。

MT4は、上記「6.」で用意したドライブにインストールします。 このドライブの内容変更は、後述「8.」をしなくても、消えません。  しかし、アプリインストール時は、Cドライブ側も変更されると思うので、後述「8.」が必要です。




8.自分用AMIの作成


自分AMIを作成することで、自分だけのWindows起動ドライブを作成します。  EC2インスタンス起動時は、このAMIの内容を、実際Windowsが使用するディスクにコピーしてから、Windowsが起動されます。  したがって、使用するディスク容量が、EC2インスタンス起動により、増える事になります。

AMIの作成は、数十分かかります。 気長に待ちましょう。




作成の仕方は、こんな感じです

  1. 左側の「Instance」を選択し、EC2インスタンス一覧画面にいきます
  2. 作成元のEC2インスタンスの一番左側をクリックして選択します
  3. 上部「Action」ボタンから、「Create Image」メニューを選びます
  4. 「Create Image」画面で、「Image name」を、解りやすい様な、任意の名前を入力します
  5. MT4がインストールされているディスクが表示されていますが、不要なので、4GBのディスクの行の一番右の「×」マークをクリックして、AMI作成対象から外します 
  6. 画面右下の「Create Image」ボタンを押下します

9.スナップショット(バックアップ)の作成


AMIの作成では、Windows起動ドライブがバックアップされますが、MT4をインストールしたドライブはまだ、バックアップが作成されていません。

MT4ドライブは、バックアップを作成せずにEC2インスタンスを終了しても、消える事はありません。しかし障害対策として、ディスクのバックアップは必要です。 これは「スナップショット」と呼ばれています。 



  1. 左メニュー「Volume」選択します。
  2. スナップショットを作成するディスク一番左側をクリックします
  3. 上部「Actions」をクリックし、「Create Snapshot」を選択します
  4. 任意の解りやすい名前を入力し、「Yes, Create」をクリックします

10.課金状況のチェック&メール受信


節約した使用方法をしていたとしても、複雑な従量課金、ちょっと怖いですよね。  前述のAndroidアプリで見たり、閾値を超過したらメールさせるには、設定が必要です。

上部右端の、アカウント名右側↓をクリックして、「Billing & Cost Management」を選択します。



左側メニュー「設定」を選択。  右側の「電子メールでPDF版請求書を受け取る」と、「請求アラートを受け取る」にチェックし、「設定の保存」をクリックします。

最初のチェックは、毎月の課金情報を受け取るため、二つ目は、Androidアプリでの料金チェックと、料金監視アラートを受信できる様にするためです。




次は、課金が幾らになったらアラートメールを受け取る様にするか、「Cloud Watch」に設定します。




何の制限かわからないのですが、リージョンを「US East (N. Virginia)」に変更しないと、課金アラートを設定できないので、リージョンを変更します。  「US East (N. Virginia)」で設定しても、Tokyoリージョンの課金を監視できる様です。

左「Billing」メニューを選択し、「Create Alarm」をクリックして、アラームを作成します。




私は、アラームを2つ作成しました。 1ヶ月50US$超過時と、1日10US$を超過した場合です。 私の場合は、評価用としてたまに利用するので、この様な設定になっていますが、純粋に予備用MT4用途であれば、もっと少ない金額の設定でいい様な気がします。

以下の設定画面は、1ヶ月50US$超過時アラームの設定です。


以下の設定画面は、1日10US$超過時アラームの設定です。 数字だけでなく、右下「Statistic」も変わっているので注意してください。


6.AWSサーバ起動・停止手順


これらはPCからできますが、Androidスマホからもアプリを使用してできます。 (下記「3.」以外)

1.自分用AMIからEC2インスタンス起動


前述「4.AWS設定手順」で作成した、自分用AMIからWindowsサーバ(EC2インスタンス)を起動します。 マシンスペックは、起動時に選ぶ事ができます。  MT4用ディスクは起動時にはマウントする指定が出来ませんので、起動作業後、別途下記「2.MT4ディスクのマウント」を行ってください。




左側「AMIs」を選択し、上部「Owened by me」となっている事を確認してください。 一覧に前述で作ったAMIがあるはずですので、左端をクリックし、選択してください。 上部「Launch」をクリックすることで、EC2インスタンス起動方法を選ぶ画面が表示されます。

以下で、マシンスペックを選んだあとは、そのままどんどん進んでいけば、EC2インスタンスが起動されます。  今回マシンスペックは、「m1.small」を選びました。



メインPC障害によりAWSに切り替える場合は、途中で停止しては困るので「オンデマンドインスタンス」で起動する必要があります。  しかし、ウィルススキャンやWindowsUpdate等の定期メンテナンスの場合は、もっと安い「スポットインスタンス」で十分だと思います。 

「オンデマンドインスタンス」の場合1時間あたり$0.115ですが、「スポットインスタンス」であれば$0.035という、三分の一以下の金額で済んでしまいます(2013/11/16時点)。 是非、活用しましょう。  価格変動状況のヒストリカルデータも見れるのですが、今の所価格ほとんど動いていない様なので、実際はほぼ、落とされる事は無いと思います。



スポットインスタンスとして起動する場合は、上記ページで、「Request Spot Instance」にチェックをし、許容最大額を入力します。 高い金額を入力しても実際に徴収されるのは市場価格なので、安心してください。  私はオンデマンドインスタンスの価格を入れてます。

スポットインスタンスで気をつけなければならないのは、「Subnet」を明示的に、MT4用ディスクと同じ領域(アベイラビリティ・ゾーン)を指定しないといけない点です。  異なるSubnetだと、せっかくEC2インスタンスを起動しても、MT4用ディスクをマウントできません(つまり使えません)。

2.MT4ディスクのマウント


前述「6.サーバ(EC2インスタンス)に、MT4ディスク(EBS)をマウントする」と同じです。
AMIからEC2インスタンスを起動しても、ディスクを勝手にはマウントはしてくれません。

3.死活監視の設定


実際にメイン用PCで障害が発生して、AWSに切り替えた場合を考えると、EC2インスタンス自体が障害で落ちてしまっていないか気になるところです。

何も対策しなければ、EC2インスタンスが障害で停止しても、何の通知もきませんし、Amazon側が担保してる訳でもありません。  自分で対策が必要です。

しかし、「Cloud Watch Alarm」という、無料の仕組みを使えば、障害発生時にメール通知される様に設定できます。  設定は、起動したEC2インスタンスに対して行うものなので、EC2インスタンス起動後でないと、設定できません。

私が知っているアプリでは、この設定をする機能は無いので、Android端末の場合は、ブラウザからする必要があります。




左側「Instances」でEC2の一覧画面を開きます。  「Alarm Status」カラムの右のアイコンをクリックすると、設定画面が出てきます。

「Whenever」の行の「of」の後の項目で、「Status Check Failed(Any)」を選んでください。 これは、EC2インスタンスのCPU使用率等の情報を定期的な採取で失敗した時、通知する、という意味になります。  これを利用して、EC2インスタンスの死活監視を行うわけです。

監視間隔を「5分」にしていますが、これ以上短いと「有料」になってしまうので、気をつけましょう。

今回の設定では、5分が2連続失敗した場合はメール通知する、という内容です。

4.AWSサーバの停止


たとえリモートデスクトップ接続を終わらせても、EC2インスタンス(AWSサーバ)を起動したままだと、どんどん課金されていきます。  EC2インスタンスの止め方は2通りありますので、用途に応じて使い分けましょう。

  • 「Terminate」 ・・・ 完全にEC2インスタンスが停止します。 OSドライブの内容は消えますので、停止する前に、AMI作成が必要です。
  • 「Stop」 ・・・ EC2インスタンスは停止しますが、ディスク利用は継続します。 「Terminate」と比較して、AMIのサイズ分余計に、ディスク使用量の課金が継続します。 再開する場合は「Start」する事で再開しますが、接続先IPアドレスが変更されていますので、ご注意ください。 また、「スポットインスタンス」の場合は「Stop」できません。
  • 「Reboot」 ・・・ EC2インスタンスを再起動しますが、OSドライブの内容は消えません。




5.バックアップ・不要過去バックアップ削除


EC2インスタンス停止後は、適宜、MT4用ディスクのスナップショット作成(バックアップ)する様にしましょう。

ただし、AMI作成・MT4用ディスクのスナップショット作成で、課金対象となるディスク容量が増加します。 AWSホームページ(「Amazon EBS スナップショット」)を読むと、毎回フルサイズディスクを確保するのではなく、差分だけ追加確保する、という事ではあります。 

しかし、実際にどれぐらいの差分課金が発生しているのか解らない事もあり、コマめに不要な古いスナップショットは削除する様にしましょう。

ちなみに、AMIに紐づいたスナップショットは、そのAMIを削除しないと、スナップショットを削除できません。



自分用メモの意味も含めて、駆け足で書きましたが、いかがでしょうか?  これから運用していく中で、間違いに気づいたり、いろいろ見直す事が出てくるかもしれませんが(^^ゞ

ではでは~





2013/07/12

メタトレーダ4実行環境のAWS化計画について



嬉しい事にリクエストがあったので、メタトレーダ4実行環境のAWS化計画についてです♪

AWS(Amazon Web Service)上でメタトレーダー4の自動売買プログラムを動かせる様にして、自宅の通常用パソコンで障害があったら、AWS上のメタトレーダー4に切り替えれる様にしよう、という計画です。
メタトレーダー4の自動売買プログラムを動かす環境は、色々検討した結果、自宅にパソコンを用意して、動かしていました。

自宅のパソコンは2台あって、使わなくなった古いWindowsXPパソコンを使用。 片方は通常メタトレーダー4を動かしておくパソコン、もう片方は、通常用のパソコンが故障したときに備えとして、直ぐに切り替えれる様にしている、予備用パソコン。

WindowsXPがぼちぼちサポート停止になるので、対策が必要に。
通常用パソコンは、5万円ぐらいのWin7パソコンを新規購入。

でも、ほぼ使わない様な予備用パソコンを、新たに買うのは、勿体無い
 → 時間貸しのAWSに環境用意すればいいじゃないか!
という感じです。

現在、予備用PCは、スタンバイ状態にしていて、通常用パソコンで障害が発生したら、手動で切り替える運用にしています。

これは、電気代の節約と、自動で切り替える仕組みがなかなか難しく、考慮モレがあった場合に、両方のパソコンで注文してしまい、結果的にポジションが2倍になってしまう可能性を秘めているので、安全をとって手動切替する事に。

この様な運用なので、AWS運用に切り替えたとしても、通常はEC2インスタンスは起動していないので、週次メンテナンス費用と、ストレージ費用ぐらいで済んで、コスト的に大夫有利。

ついでに、自宅運用での弱点として、電力障害に弱い点。  AWSで動かすことで、雷・災害などで停電が発生して、長時間化するケースをカバーできる。(自宅にUPSは用意してるけど)

安いVPSよりも、AWSのEC2の方が可用性は高いだろうし、今回の運用方法だと時間課金のAWSの方が安く済むと、考えています。

いかんせん、AWS EC2を使った事が無いので、机上の空論になってしまう可能性もあったりします(笑)

ご不明な点は、お気軽に♪




2012/06/14

MT4用EA実行環境構築 - トレード用PCの障害への備えと「myfxbook」



さてまたしても1ヶ月以上前になってしまった前回は、スマホからMT4操作時の誤操作防止対策について書きました。今回は、MT4用EA実行用PCの障害発生時を想定した対策myfxbook」利用を検討している様子について書いてみたいと思います。

まず、どうやって障害を検出してそれを知るのか?という点から。

【PC障害と障害通知方法】
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これは以下のブログ記事で書いたとおり、myfxbook」というサービスを利用する事にした。

本当は、自宅のもう一台の予備用PCからトレード用PCが動いているかどうかを監視する方法もあったけど、予備用PCがとても古い機種で、スペックが低く、立ち上げているだけで結構電力を使ってしまい、電気代に影響する事が判明。

本業ならクラスタ構成にするけど、個人でそんな事はできない。仮に電気代が問題無いレベルなのであれば、監視用アプリを作る事になる。どうせ自宅の別PCで自作監視用アプリ作るのであれば、自動切換え(フェイルオーバー)したくなるのが人情。

参考:もしPC障害対策アプリを作るとするなら
簡単な仕組みで言うと、ロック・ディスク方式で、マシン構成(前述リンク先)にある、NASにロック用ファイルを生成して、現用トレード用PCで該当ファイルをロックしておき、予備機では、そのファイルのロックを試行する。もしロックに成功したら、現用トレード用PCが障害停止したとみなして、予備機のMT4用EAを起動するという単純なロジック。

けど、考慮漏れが怖い。
一番怖いのは誤検知で、誤検知の要因はいろいろある。
普段からNAS自体の排他が時々おかしくなる事があったり、各種バックアップでNASが高負荷になるタイミングがあったり、決して安定している訳でも無い。

で、考慮漏れがあった場合何が発生するかというと、MT4用EAが2台のPCで同時実行されることになって、結果的に2倍のリスクを取る事になる。

リスクが顕在化した時のインパクトが大きいのでPC障害対策アプリ開発は止める事にした。
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という事で、アプリ自作は却下し、myfxbook」利用案を採用。
そして次は「myfxbook」について

【「myfxbook」で障害検出する設定方法】
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1.そもそも「myfxbook」というサービスって?
このサービス自体は、海外のWebページで、MT4用EAのパフォーマンスを見れたり、自分のパフォーマンスを他人にWebで公開する事ができるのが目的(多分)。
このサービスがどうやってEAパフォーマンスを把握しているかと言うと、MT4がPublisherという機能でトレードデータを送信。myfxbook」側で受信したデータを加工してWebに表示させてる。なので、MT4のPublisherへの設定と、myfxbook」への設定が必要。MT4のパスワードには読み込み専用のパスワード(Investor)があるので、それを「myfxbook」に設定する。なので、たとえ「myfxbook」に問題があっても、勝手にトレード状況を変更されたりしないので安心。
#他にもトレード状況を把握するサービスがあるけど、専用DLLとかをMT4に組み込まないといけないのが、安定性を損ねそうでちょっと嫌・・・

で、この「myfxbook」は、MT4から一定間隔毎にデータを受信して、Web表示画面に反映させるのですが、この「データ」が来なくなったら、「来なくなった旨」を指定メールアドレスにメール通知する機能があるので、これを利用する。

2.「myfxbook」での設定方法
基本的なmyfxbookの設定方法は、以下のブログで丁寧に説明されてます。

・ただいまFX自動売買中

これらの設定をした後、以下で障害を検出する様に設定。
myfxbook」 → (右上)「Settings」 → 「Messages」タブ内の「Account Update Failure Notification」

※設定例(私の場合)
上記設定の場合、30分間MT4から更新が来なければメールが来る事になる。
MT4からは5分間各でデータを送信しているのに、30分間停止しないとメールが来ないのは検出時間が長すぎるのでは?という疑問が当然の様に出てくるのですが、理由があります。
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【「myfxbook」で障害検出運用をしてみると】
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1.「myfxbook」による検出の特性
さて、今までの説明だと、これでPC障害検出に課題がなさそうに見えるのですが、実はそうでもありません(涙) 冒頭に触れたとおり、実は本記事投稿時点で、「myfxbook」自体が不安定なのです(涙)
MT4からデータ送信時に、MT4でエラーを検出して送信リトライされている分にはいいのですが、どうもMT4側動作にも問題がある様で、「myfxbook」からの応答待ち状態で、Publisher機能が停止している事がよくあります。結果どうなるかと言うと、前述の障害検出メールが送信される事になり、誤検出。

救いは、例えPublisherが停止していても、EAは動作継続できている点。

なので、障害検出メール受信したのでトレード用PC状況確認してみても、何の問題も発生していないという事がしばしば。少し前は本当に頻繁だったけど、本ブログ記事投稿時点では少しマシになった感じ。

ちなみに、Publisherが一旦停止してしまった状態になると、MT4再起動しないとPublisher動作が復活しない様です。

2.「myfxbook」から障害検出メールを受信した時
前述の通り、「myfxbook」からの障害検出メール受信は「ガセ」が多いので、本当に障害が発生しているのか確認が必要で、以下が手順書。

●「予備用PCへの切替判断」手順
1.myfxbookからのメール契機
2.myfxbookで更新日時確認(30分以内であればOK)
3.TeamViwerでログインし、パブリッシャー停止障害が発生していればMT4を再起動
4.TeamViwerでログインできなかった場合、以下。
5.LiveMessengerのログイン状態を確認する → 予備用PCもオフラインであればISP障害と判定
6.TeamViwerで予備用PCにログインする
7.予備用PCからメインPCにUltraVNCを実行し、停止している事を確認した時点で、PC障害と判定する
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さて、無事にPC障害を検出できても、復旧できなければ意味が無いという事で、次の内容は予備用PCへの切替方法について。まずはおさらいとして、マシン機器構成。

 ※後半【構成概略】参照

そして、予備用PCへの切替方式について。

【予備用PCへの切替方式】
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大枠の考え方は、予備用PCにも同じ設定をしておいて、MT4の大域変数が格納されているファイルを定期的(5分毎)にNASへバックアップ。PC切替時は、NAS内の大域変数ファイルを、予備用PCのMT4実行環境にコピーして、MT4を起動するという流れ。定期的なバックアップには「Buckup」というソフト、予備用PCへの大域変数ファイルコピーは「BunBackup」というソフトを使用。

●「予備用PCへの切替」手順
1.TeamViwerで予備用PCにログインする
2.「PC障害時用」フォルダをあける
3.「MT4(予備機への切り替え)」ファイルをダブルクリックし、
  BunBackupを起動する
4.BunBackupの全バックアップを実行する
  ※これでNASから予備用PCに大域変数格納ファイルがコピーされる
5.MT4を起動し、EA実行ボタン押下後、以下を確認する。
  ・ログインされた事
  ・EAが実行状態になっている事
6.Buckupを起動する
7.ExPingを起動する(※補足を後述)
8.UQ-WiMAX経路を有効にする(※補足を後述)
9.UQ-WiMAXルータの電源をACから取る様に接続しなおす(※補足を後述)

さて上記のうち、「7.」~「9.」について補足説明。

●補足説明
7.これはISP障害検出用のソフトウェアは予備用PCで動かしていないため。
  以下の「8.」の背景で、UQ-WiMAXを無効化しているので切替ってしまうと通信経路
  が全断になってしまうので、ISP異常を検出してUQ-WiMAXに経路を切り替える為の
  「ExPing」は、平常時は停止させているため。
8.UQ-WiMAXと基地局とのパケット通信を極力削減するため、UQ-WiMAXの経路は
  普段は無効化している。
9.これはUQ-WiMAXルータがメインPCのUSBから電源供給をしている事に起因。
  この作業は流石に自宅に戻ってから手動で行う。メインPC故障時は新たにPCを購入する。
  新しいPCのセットアップが終わるまでは予備用PCで運用する。なので電源供給をメインPC
  から受けれなくなるので、予備用PCから電源供給する様接続しなおす。
-------------------------



やっぱり今回もFXブログに見えない・・・

でも、MT4用EA実行環境構築シリーズは一旦これで終わり!


そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、ついに「MT4用EA実行環境構築」シリーズが終わり、次はまるでFXのブログみたいな記事に進むのでした。
#今ライブ口座で動作中のEA君、口座残高が投入資金+6%になって利益が出てる状態!!嬉しい!!

2012/05/02

MT4用EA実行環境構築 - スマホからMT4を操作する(誤操作防止対策)



またしても1ヶ月前になってしまった前回記事は、MT4用EA実行環境でインターネット障害発生時の回線自動切換え方式について書きました。今回は、有事の際に、外出先から自宅PCで動かしているMT4を操作する時の工夫について書いてみたいと思います。

本題に入る前に、嬉しい事が!!
なんと、Android用MT4アプリが登場した!#"MetaTrader"で検索すると出てきます

なので、外出用PCは不要になり、外出時はスマホだけで障害対応可能。
元々外出用PCの想定利用用途は、外出時に、甚大な災害発生や自宅が火災になった場合等。
これらの状況になった場合は、外出先からでも保有中オーダを全部決済するという運用。
なので、決済さえできれば十分!荷物も軽くなるので嬉しい!

さて、話しは戻して、実行環境全体は、以前の記事の通りで、外出先からスマホで自宅で動作しているMT4を操作する場合は、以前の記事で紹介したスマホ上のTeamViwerでPCにリモート操作する。

ちなみに、スマホのTeamViwerからPC上のMT4にアクセスした時は以下の雰囲気。

【スマホからリモートアクセスした様子】
------------------------
ピントずれちゃった・・・
------------------------

TeamViwerを選んだ理由は、固定IPアドレスもドメインも不要という点と、通信が暗号化されているので、セキュリティの観点で概ね問題ないという理由。「概ね」と書いたのは、この通信自体が、TeamViwerのどこかのサーバを必ず経由しているので、そのサーバではやりたい放題。なので、TeamViwerという会社を信用するかどうかという判断。パスワードが平文でインターネットで流れる様な他のリモートアクセス認証方法よりかはよっぽど安全と考えてTeamViwerにする事にした。



そして、ここでも注意点が。


それは、スマホのちっちゃい画面から指先でPC画面を操作するから、誤操作が発生しやすいという事。


本番開始前、実際にTeamViwerを使ってみた時にまずやってしまったのは、「気配値表示」を表示させた状態での操作。スマホでの操作は、ディスプレイを指でなぞったり、タップしたりする。MT4の画面がスマホに収まらないので、スクロールも指でなぞって操作。この時に、「気配値表示」にある通貨ペアを選択してチャート上にドロップしてしまった。当然の結果として、EAを動作させていた通貨ペアが変わってしまうという事故が発生。ある意味スマホによる障害復旧というリハーサルをしていたから見つかって良かったとも言える。

この問題は「気配値表示」を非表示にしておけば解決する。


しかし怖いぞ。。。


スマホが時々プチ・フリーズするという事も誤操作につながりやすい。リモートアクセスしている状況はトラブル発生時が想定され、心理的に焦りもあるはず。電車に乗っていて不安定な状況で画面操作が必要になるかもしれない。

他にも誤操作してしまう要因あるはずなので、画面を精査した結果、以下の様にMT4の画面表示を変更。

【誤操作対策】
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「気配値表示」ウィンドウを非表示に変更
「新規注文」ボタンを非表示に変更
「周期設定」を非表示に変更(1Hとか4Hとかのボタンたち)
------------------------



これで完璧 ♪


と思ってテスト継続していたら、またしてもあるチャートの通貨ペアが意図しないものに変わっている事を発見。しかも発見したのは、本番開始後の本番用MT4


ん?????
どうやったら表示しているチャートの通貨ペアを変更できるのだ???
メニューはクリックしてないぞ????


そして実験用のMT4で画面操作を試行錯誤した挙句にわかったのは、「取引」タブに表示されているオーダを選択して、チャート上にドロップすると、チャートの通貨ペアが選択していたオーダの通貨ペアに変わってしまうという事。なので、MT4画面下のタブ選択を、以下の様に「取引」タブではなく、「操作履歴」に変更。

【改善後画面1】
------------------------
------------------------

それでも、リモートアクセス直後に不用意なMT4操作を行ってしまいそうになったので、今はMT4は最小化。今のトレード用PCの画面はこんなイメージ。

【改善後画面2】
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------------------------

これで、誤操作問題は無事落ち着いた。


これでスマホさえあれば外出先でも安心♪

#携帯電話回線が生きていれば・・・



本番開始時は、最終的に投入する金額の10%から始めた介があったというもの。
本番誤操作で、本来結構大きな勝ちトレードになるはずだったのを間違って決済してしまうという結果に。
#不明で把握していないオーダは決済するロジックがあるので。

そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、MT4用EA実行環境構築で、トレード用PC障害時の検討に進むのでした。
#今ライブ口座で動作中のEA君、口座残高は当初資金から0.9%減少。まだ1日も元本上回ってないんですが・・・

2012/04/01

MT4用EA実行環境構築 - インターネット障害に備えるには



さて一ヶ月前の前回は、MT4用EAを実行させる環境について書きました。今回は、その環境の中で、インターネット障害(ISP障害)が発生した時にどうやって予備用のインターネット回線に自動切換えするかについて書いてみたいと思います。

【今回の記事の大まかな流れ】
---------------------------
1.当初の構想
2.UQ-WiMAXルータの購入
3.WiMAXルータの設定
4.不要サービス停止
5.評価にあたって
6.PC⇔ハブ間LAN抜線
7.ハブ⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線(土日)
8.ハブ⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線(平日)
9.代替策を考える
10.課題
11.「ExPing」の設定
12.ISP障害発生時の対応手順
---------------------------

そもそも、本当はもっと簡単に実現できるはずだった。
それは、以下の記事で書かれている通り、OSの設定をごにょごにょいじればできたハズ。

【当初の構想】
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以下のOSの動作を利用し、2つのNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)の優先順位(メトリック)に差をつけることで、片方が通信不可になればOSの機能で自動的にもうひとつのNICに切替るはず。

・「TCP/IP for Windows NT の停止ゲートウェイ検出アルゴリズムの更新プログラム」 
-----------------------

前回の記事に書いたとおり、予備用のISPはUQ-WiMAXに新たに加入し評価することになる。
で、UQ-WiMAX加入/ルータ購入にはお金がかかるので、一旦有線LANと無線LANを両方つないで、切替るかどうかを暫定的に確認。
ゲートウェイが同じになってしまうので、実際とは異なる状況とはいえ、優先順位が機能している事は解った。
#実はちょっとヘンな動きしたけど、本番では問題にならない挙動なので、問題なしとした。

【UQ-WiMAXルータの購入】
-------------------
構想としては、UQ-WiMAXのステッププランに加入して、月額380円の固定費で予備回線を用意するという魂胆。
 
本当は、UQ1dayにして月額コストも削減したかったけど、UQ1Dayで実際に通信を開始するためには、手動操作が必要とのこと。今回のネットワーク自動切換えには残念ながら利用できず、泣く泣く月額380円を払う事に。

そして、当然ながら世の中そんな甘くなく、OSから勝手に出て行くパケットやら、WiMAXルータそのものが基地局との回線維持のための制御系パケット送受信するので、その意図せず送受信されるパケット量が380円以内に収まるかどうか。

あと、某電気屋で購入すると、フラット・プランで加入するとWiMAXルータが実質無料。
でも30日以内にステップ・プランに変更すると、ペナルティが発生するけど、最初からステップ・プランでWiMAXルータを購入するのと比較しても、実はお得。

そして、フラットプランの支払いは月末決済での日割り計算の支払いなので、試験1週間を見込んで、月末の1wk前にUQ-WiMAXルータを購入し、即日ステッププランに変更(変更後プラン適用は翌月から)。
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さて、事前にUQ-WiMAXのサポートから、ルータ自体がパケット送受信するケースを教えてもらったので、少しでも送受信パケット量を減らすために、WiMAXルータの設定を変更した。

【WiMAXルータの設定】
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1.ECO設定:ロングライフ充電 使用する
2.自動省電力設定: 5分→0分
3.メンテナンス/ファームウェア更新 更新方法:自動更新 → ローカルファイル指定
4.パケットフィルタエントリで、ICMPパケット送信破棄を追加
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次は、今度はOSが勝手に通信するパケットを抑制。
TCP接続に関しては、メインのNIC経由で1回接続してしまえば、WiMAX側にパケットが流れる事は無い。
でも、UDPに関してはどうなるか解らないので、コマンドプロンプトから「netstat -anb」で、利用されているUDPポートを探して、該当ポートを利用しているサービスを、片っ端から停止。ICMPに関しては、WiMAXルータで破棄する事で対処。

【不要サービス停止】
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●調査で参考にしたページ
 ・VAIO固有:VCSW.exe
  VAIO の VCSW.exe
  
●停止したサービス 
・DHCP Client
・Distributed Link Tracking Client
・IPSEC Services
・Messenger
・Server
・SSDP Discovery Service
・Windows Image Acquisition (WIA)
・Windows Time
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【評価にあたって】
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ちなみに今回のISP切替、擬似障害の発生のさせ方にポイントがあります。
それは、本番構成をテスト用に変更し、PCとハブ間のLANケーブルを抜線するのではなく、HUBとTA/ルータ間のケーブルを抜線すること。抜線箇所を絵にすると以下の様な感じ。

つまり以下の図の様に、PCとハブ間のLANケーブルを抜線すると、通電されなくなるので、PCのOSで該当NICが使えなくなったという事が直ぐに判断できる。なので「該当NIC使用不可」という状態で安定するので、NIC切替がスムーズされてしまう。つまり実際のISP障害発生時の挙動と異なる。

でも、HUBとTA/ルータ間の場合、PCから見るとSWまでは通電しているので「NICは有効」とOSに判断されたままになり、その後、前述で紹介した記事のメカニズムが動いてISP障害発生時と似た挙動でNICの切替ができるハズ。

本来は、SWを介さずにPCをTA/ルータに有線LANで直結する構成なんだけど、我が家でTA/ルータの外部とのケーブルを抜線すると、TVは映らなくなるし、電話も繋がらなくなる。なので、テスト用の暫定構成として、トレード用PCを一旦ハブに結線して、ハブ経由でTA/ルータにつなげたという次第。
-----------------------

という事で、暫定ネットワーク構成で擬似ISP障害試験開始!!

まずは景気づけに多分素直に成功するであろう、PC⇔ハブ間LAN抜線。

【PC⇔ハブ間LAN抜線】
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●確認内容
 MT4が再ログインされた事を確認
 LiveMessengerが再ログインされた事を確認
 TeamViewerで接続できる事を確認(上記再ログイン確認後実施)

 うんうん。素直に48秒で上手く切替った! 思ったよりも早い!
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さて、ここからが本格的な評価!
つまり、SW⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線試験!

【ハブ⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線(土日)】
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まずは、マーケットが閉まっている土日に実施。MT4自体は4分弱で切替る模様。
15:28:38 SW⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線
15:29:59 MSN切断検出
15:30:19 MT4回線不通検出
15:30:35 MT4回線不通の旨ログ出力
15:32:19 MT4ログイン開始(データコネクト失敗)
15:32:35 MSNログイン
15:33:28 TeamViwer接続確認
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さて、ついにマーケットが開いている平日に実施。

【ハブ⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線(平日)】
-----------------
詳細ログは割愛するけど、まずMT4の回線切替に20分程度かかる。

しかも、切替ってから1.5H後ぐらいに通信障害が30分発生。
その後、20分後約6分の通信障害。
さらにその後、1時間33分後に15分間の通信障害。
さらにその後、2時間19分後に43分間通信障害発生。

なぜそんなに挙動が変わる。。。。

どうも勝手にデフォルトゲートウェイが抜線した側のNIC側に勝手に切り戻ってしまう事象が度々発生していたみたい。色々試行錯誤するも、事態は変わらず。



使い物になるかぁ!!!!

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まずい!

まずいじゃないか!!

試験がUQ-WiMAX加入月末を越えてしまったから、

1ヶ月分のパケット代が余計にかかるやんけ!






いやいや、そんなセコイ話じゃなくて、









そもそもの構想が破綻してるやんけ!!

UQ-WiMAX加入に金かかってるんやぞ!! もう通信代も発生してるんやぞ!!



という事で、OSのデフォルト機能を用いた切替は挫折。

【代替策を考える】
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ここで登場するのが前回記事にも登場した、「ExPing」というフリーソフト。
設定した通信先(IPアドレス)にpingを定期的に送信して、指定回数以上NGだったら外部プログラムを起動させる事ができる。

なのでまずは、デフォルトゲートウェイを変更するバッチ・ファイルを作成。
ExPing」の設定で、ping(※)が一定回数以上連続NGであれば、前述のバッチ・ファイルを起動する事で、通信経路を切り替える事にした。
※ping : 通信したい相手と通信が可能か確認するコマンド。

●バッチファイル(起動する外部プログラム)の中身
・「GwToWiMAX.bat」: 通信経路をWiMAX側に切り替え、切り替えた旨をメールする
route add 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 192.168.0.1
route change 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 192.168.0.1
"D:\Program Files\WinMailCmd\WinMailCmd.exe" [送信先メールアドレス] , , [[EX_PING]][[CRITICAL]] Change to WiMAX, [[EX_PING]][[CRITICAL]] Change to WiMAX
・「GwToFlets.bat」: 通信経路を通常要に切り替える
route add 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 192.168.1.1
route change 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 192.168.1.1
pause
・「RoutePrint.bat」 : ルーティング情報を表示する
route print
pause
・「NetStatABN.bat」 : 通信状況を表示する
netstat -abn
pause
---------------------

ここで新方式での課題を整理。

【課題】
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1.どれぐらいの頻度/間隔でpingを行い、何回連続NGでNICを切り替えるかを決める必要がある
  
  ●考慮ポイント
   ・WiMAXに切替ると、パケット量をほぼ満額(4,980円)分まで使いきってしまう。
    短時間の通信障害や間欠障害では切替たくない。
   ・メインで使用するISPのTA/ルータの障害ログを確認してみた。
    実はちょくちょく通信断が発生している。発生している障害時間は長短様々。
  
  ●検討結果
   ある程度切替を抑止できる時間として、5分間の連続障害で切替要の障害と判定する事にした。
   間欠障害で切替ってしまわない様に、1秒間隔で3回というセットを5分間隔。
   なので、6回連続のping失敗でISP障害発生と判断する事にした。

2.MT4のFX業者側のサーバにpingできない(※)ので、ping先のIPアドレスを決めないといけない。
  検出したいのはISP障害。googleとかyahooとかの著名サーバをあて先にする事も考えたけど、
  googleやyahooの障害でNW切替が発生するのもおかしい話。
  なので、以下の様にTA/ルータが直接接続している基地局のIPアドレスにする事にした。
  
※セキュリティ観点で意図的にpingを受け付けない様にしているのだと思う
----------------------

で、上記検討結果を踏まえた具体的な「ExPing」の設定は以下。

【「ExPing」の設定】
-------------------
●基本設定
 ・繰り返し回数:3回
 ・実行間隔:1000ミリ秒
 ・定期的に実行する:チェック → 5分間隔
●NG時設定
 ・トレイアイコンを変化させる:チェック
 ・ポップアップメッセージを表示:チェック
 ・外部プログラムを起動:チェック
  プログラム:cmd
  オプション:/C "バッチファイル名(フルパス)"
  作業ディレクトリ:バッチファイル格納ディレクトリ
 ・レスポンス遅延時にNG処理を実行する:オフ
 ・一度通知したアドレスは2回目以降通知しない:オフ
 ・NGが指定回数に達するまで、通知しない
 ・6回連続NGで切替 / 連続したNGのみカウントする:チェック
 ・「通知しない」設定は定期実行ごとに有効:オフ
-------------------

実際の切替は設定通り5分で完了する事は確認し、メールで通知される事も確認。
次にすることは、外出時に障害が発生した時を想定したリハーサル。リハーサルをするには、障害発生時の手順書を作成する必要がある。

「自動切換えするんだから手順なんていらないんじゃないの?」

という素朴な疑問もあるかと思うのですが、これが違うのです。

まず、本当に切替が成功し、MT4が正常に動作しているか確認する必要がある。
もし切替が不完全でMT4が動作していなければ手動復旧させる必要がある。
そして、UQ-WiMAXで長時間トレード継続させるのはエアーという事もありいささか不安。
つまり、メインのISPが復旧したら、ISP復旧確認後、元に切り戻したい。

以下は、MT4用EA開発用共通部品「ahfw」MT4障害監視システム「ahfw_hc」を利用する前提で作った手順書。

【ISP障害発生時の対応手順】
-------------------
手順検討で気をつけないといけないのは、問題切り分けを行う手順を明確化する事と、切り戻しの時。一歩間違えるとせっかく用意した2系統のISP両方が使えなくなってしまわな様に注意。

●障害発生時
 1.メール「[[EX_PING]][[CRITICAL]] Change to WiMAX」受信
   及びメール「[[AHFW_HC]][[INFO]][DEMO][FOREX.com Japan][TEST1](AHFW_HC) Connection 
   was opened.」受信
 2.myfxbookの更新状態を確認し、更新が15分以内であればOK.15分以上経過していた場合は、
   以下に進む。
 3.TeamViwerでログイン。成功すればMT4のログイン状態/Publisher状況確認。
   また、TAにログインしISP接続状態を確認する。ログイン失敗時は、次に進む。
 4.MSNのログイン状態を確認する。ログイン中であればしばらく待ち、再度上記「3.」
   から繰り返す。20分経過してもログインされていなければ、次に進む。
 5.バックアップ用PCのTeamViwerにログインを試みる。成功時はそこからUltraVNC経由
   でトレード用PCにログイン。WiMAX切替バッチ実行等により復旧作業を行う。
 6.通信正常にも関わらずMT4がログインできていない場合は、FX業者に問い合わせる。
 7.ISP障害であった場合は、障害情報HPを確認する。記載がなければ自宅に電話し、
   つながるかどうかで問題切り分けを行い、「フレッツ光」/「ぷらら」に障害調査を依頼する。

●障害復旧確認
 1.通信障害が公式HPで公表されていた場合は、復旧の旨の掲載を待つ。
 2.通信障害が公式HPで公表されていなかった場合は、調査依頼結果を待つ。
 3.復旧した事をISP業者から回答得た場合は、TeamViwerでログイン。
   TAにログインして接続状態を確認する。

●切り戻し手順
 1.TeamViwerで予備機にログイン。
 2.IEを起動し有線ISPが動作することを確認する
 3.予備PCからUltraVNCでメインPCにログインする
 4.「フレッツ用ルータ」にログインし、接続状態が正常である事を確認
   トップページ > 情報 > 現在の状態 で接続先IPが「XX.XX.XX.XX」から変更されているか確認し、
   変更されていれば「ExPing」の設定を新IPアドレスに変更する。
 5.「GwToFlets.bat」を起動
 6.「RoutePrint.bat」を起動し、デフォルトゲートウェイが「192.168.1.1」である事を確認
 7.「ExPing」がOK応答した事を確認
 8.「UQ-WiMAX」アイコンをクリックし、プロパティから一旦「無効化」する
 9.10分経過後、再度TeamViwerにログイン
 10.「NetStatABN.bat」を起動し、TeamViwerセッションが切替っている事を確認
 11.「UQ-WiMAX」アイコンをクリックし、WiMAX側を再度有効化する
-------------------

この手順を、Evernoteに格納しておいて、外出先でスマホからEvernote上の手順書を見ながら処置をしていく。そして、各サービスに問合せしたり障害状況を確認するために、スマホに各サービスへの問合せ窓口とか、障害情報掲載ホームページのURLを事前登録しておく。

さて、実際にスマホ+3G回線で、上記手順を元に外出している事を前提としたリハーサル開始!!
リハーサルは、障害発生から、復旧確認と切り戻しまで。

【NW障害リハーサル結果】
-------------------
以下、リハーサル実施結果
14:40 SW⇔TA/ルータ間のLANケーブル抜線
14:41 異常音声通知
14:46 WiMAX切替メール受信
15:01 障害発生時手順完了
15:02 SW⇔TA/ルータ間のLANケーブル結線
15:05 正常確認完了
15:09 切り戻し作業開始
15:19 WiMAXルータ無効化まで実施
15:33 切り戻し作業完了
●結果概略
NW切替に5分。NW切替メール受信してから正常性確認完まで19分。切り戻し作業24分。結構スマホの電池が減った。
-------------------





疲れちゃった。。。




幸いな事に本番開始前に、本当にISPのメンテナンスによりNW切替が発生。
無事に自動切換えができた事を確認できた!




念のためですが、





これはFXのブログです。




そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、MT4用EA実行環境構築で、MT4誤操作対策に続くのでした。
#今ライブ口座で動作中のEA君は当初資金から-1.84%DD中。。