2011/01/18

FX売買システム開発・検証(単一通貨ペア)時代 - 売買システムを初めて作って評価



さて、前回の記事では、システムトレーダを目指すこと決意するところまで話ました。
今回は、初めての売買システムの開発と検証

でも知っているのは、一目均衡表とボリンジャーバンド。
そして、その後購入した「ストキャスティクス実戦ガイドブック」から得た知識。
で、前の記事で興味を示したADX。

その後ADXを知りたく、以前紹介した「投資の王道―株式市場のテクニカル分析」を見たところ、ADXに関連して、DMIなるものも発見。

そして、無い知識と経験を振り絞って作ったシステムが以下
(※すみません。当時の記録が少なく、本当に以下の仕様だったか自信ありません)

●売買ルール
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通貨ペア:ユーロ円
時間足:1H足
発注条件:
  ロングポジションの場合、MDI<PDI
  ADXの上昇かボリンジャーバンドの反対側のバンド拡大
   →例えばロングポジションの場合、-2σが下降。
  ショートポジションは逆。
決済条件:
  ADXが低下し、ボリンジャーバンドの片側バンドの縮小
  例えばロングポジションの場合、+2σの下降。ショートポジションは逆。
発注逆指値:ボリンジャーバンドの+2σ、+1σ、0σ、-1σ、-2σ
      一目均衡表の各線のうち、現在価格に一番近いラインに5pipsのマージン
ストップロス価格:発注価格-50pips固定
サイジング:10万通貨(!)単位
当初資金:1万US$
検証期間:2001年1月~12月の1年間
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※よいこはけっしてまねをしないようにね!はさんしますよ。

発想は、ボリンジャーバンドをメインとしたボラティリティ・ブレイクアウト
1H足を使ったのは、スィングトレードを狙っていて、日足だとちょっと長すぎると思ったから。
ユーロ円にしたのは、当時ユーロ危機でボラティリティが高かったから。

それ以上の理由はナシ!


そして、得られた資金残高曲線
  ※モスグリーンの線が資金残高曲線

うわっ!!!最悪!!!


ん?他にもなんか評価結果出せるはずやぞ。
そして、メニュー「View」→「MarketInfo」で「Stats」タブをクリック!
お!!出た出た!
何を示してるがわからんが、なんか評価項目色々。

お!Excelに出力できるみたい!
「Stats」パネルで右クリック→「Export Statistics」で結果のエクスポートを実行!!



そしてまさかのForexTester2のエラー。。。



その後気づいたのですが、どうも先にExcelを起動しておかないと、Excelへの情報出力はエラーになる可能性が高いみたい。(わしの環境だけか??)

お!評価結果の項目にMax drawdownがあるぞ!!よしよし。
しかし他の項目みてもさっぱりわからんぞ???ProfitFactorってなんや?
RestrationFactorってなんや??ReliabilityFactorってなんや??

ヘルプ、ヘルプと。。。

ProfitFactorはすぐに理解。総利益÷総損失なのね。ふむふむ。
で、RestrationFactorとReliabilityFactorって違いはなんやねん?
両方共、純利益÷ドローダウンやけど、純利益の対象期間の長さが違うだけやん。
計算式はわかったが、この違いに一体何の意味があるねん?

で、資金残高曲線の滑らかさはどの項目や???


無い。。


でも、一番近そうなのは、RestrationFactorやなぁ。。。
よっしゃとりあえず、RestrationFactorの向上を目指そう!!
(本記事執筆時点では違う方法で評価しています)

そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」の売買システム開発・検証(単一通貨ペア)時代は、システムの改造へと進むのでした。
だから、ForexTester2好きなんですって!


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