前回は、ボラティリティ・ブレイクアウトをベースにしたシステムにフィルタを追加しまくって、トレード回数が激減してしまった所まで話しました。
今回は、新たなシステム作りを始める話をします。
。。。。。
おかしい!!
1H足でトレードしてて、トレード回数が25回/年はあまりにも不自然やろ!!
ん?そういや、一目均衡表とボリンジャーバンドしか、ちゃんとしたこと知らんなぁ。
だいたい基本的に、ボリンジャーバンドは単体で使うもんとちゃうやん。
もうちょっと知識の幅広げた方がええんちゃうんか?
そういや、一回ADXとかDMIとかATRとか使ってみたが、そっちはどやねん?
だれが作った指標や? やっぱ作った人の本を購入して本来の使い方を知ったら、いろいろ幅広がるんちゃんか?
ネットでしらべて、っと。
ほう、ワイルダーっちゅーおっさんか。
そういや有名な人ちゃうかったっけ?
そしてネットでワイルダーの本を検索して見つけた本が
はい??
い~ちま~んえん???
大阪の立ち食いうんどん屋のおばちゃんとちゃうんやで!
100円の間違いちゃうんかい?
もう書籍代だけで、今までの裁量トレードの損失上回ってるんやけど。。。
いやいや、今後成功させる為には書籍代は惜しまれへん!
ヨメよ。すまぬ。周りに聞ける人おらんし。
そして購入。
お! ADXもDMIもATRもRSIも他にもいろいろ載ってる!
しかも、ワイルダーはシステムトレーダーちゅー話やん。
ん?今まで知ってたDMIの使い方と全然ちやうやん!
しかも、ADXRとかCSIとかいう便利そうな指標もあるやん。
しかもこの本によると、ADXRでトレンドの有無がわかるって書いてある!
しかも、CSIで、トレードに有利な相場状況がわかる!
こんだけわかったら無敵やん!!
しかも、なんなのかイマイチわかってなかったATRもわかったぞ!
そして、書籍のルールをアレンジして作ったDMIベースのトレンドフォローシステム
●売買ルール
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1.発注
以下の条件を満たした場合に発注
ADXRが25より大きく、ADXがPDIかMDIのどちらかが上回っている。
PDIがMDIを上抜き。(ショートポジションは逆)
2.発注逆指値
ボリンジャーバンドの+2σ、+1σ、0σ、-1σ、-2σ
一目均衡表の各線、のうち現在価格に一番近い価格に、7期間ATRの20%の
マージンをとった価格。
3.ストップロス
発注価格から7期間ATR×1.5か60pipsの小さい方を引いた値。
(ショートポジションは逆)
4.決済
ADXがPDIとMDIよりも上で、ADXが低下した時。
5.その他
取引通貨ペア:ユーロ円
サイジング:10万通貨単位
時間足:1H
当初資金:1万US$
検証期間:2001年1月~12月の1年間
DMIパラメータ:14期間
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そしてできた1年間の資金残高曲線がこれ
こら~!ワイルダー!!
全然あかんやないかい!!
いちまんえんもしたんやぞー!!!
と、八つ当たりしても仕方が無いか。。。
でもこの本、読めば読むほど深い。
ちゃんと指標の背景/思想が書いてあって、納得感がある。
もうちょっと背景を知れば、応用して本質的な改良できるんちゃうか?
そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」の売買システム開発・検証(単一通貨ペア)時代は、このシステムの
※「ワイルダーのテクニカル分析入門」とってもいい本です。
背景が書いてあるので、ワイルダーのアイデアをヒントにアイデアを考える事もできます。
オススメします。
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