さて、前回はディレクショナリ・ムーブメント・システムを改良し、ユーロ円の9年間でなかなかの評価結果になり、別の通貨ペアの評価をしようと思ったところまで話しました。
今回は、他の通貨ペアで評価した時の結果と、今後の取り組みについて書いてみたい
と思います。
よっしゃ~!
ついに、他の通貨ペアでチャレンジや!
そういや、それぞれの通貨ペアの特徴ってなんかあるんかなぁ。
と思って購入した書籍が、「FXトレーディング」。3,990円
なるほど、流動性が高いのは、EUR/USD、GBP/USD、USD/JPY、USD/CHFかぁ。
プログラム対応してないから、USDの替わりに、JPYでためしてみよっと。
評価スタート!
まずは、GBPJPY。
見る見る減る資金残高。
あっという間に破産。
。。。た、たまたまかな。。。
ほんじゃ、趣向を変えて、AUDJPYもやってみるか。
あっという間に破産。
。。。。た、たまたまかな。。。。
・・・・じゃぁクセのなさそうなUSDJPY。これは流石にいくやろ。
あっという間に破産。
・・・・
お!!!そういや、サイジングが10万通貨ペア単位やったな。
普通の1万通貨単位でやれば、持ち直すかもしれんな。
そして、GBPJPY→破産
そして、AUDJPY→破産
そして、USDJPY→破産
あかん!!
まったくあかんやん!!
ひどいにも程がある!!!
オレの3ヶ月返せ~!!!!
ついでに書籍代も返せ~!!!
こんな事繰り返してたらいつまでたっても終わらん!!
ゼイゼイ。。いやいや、気を取り直して。
そもそも、システムトレードってもん、もうちょっと勉強した方がええんちゃうんか?
そして、購入した書籍が
「売買システム入門 」 8,190円
そして、読書感想
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●6つの基本原則
1.期待収益率はプラスでなければならない
わかっとるわい!!
どこのどいつがマイナスを期待してるねん!
2.ルール数は少ない方がいい。10個程度以下が妥当
うぉ!!思ったよりも少ない!!!
シンプル・イズ・ベストとはこのレベルか!!
前のシステムのルール数、数え方がわからんぐらい多いぞ!
20ぐらいあるんちゃうか??
しかもまだサイジングロジック入れてないんやで??
3.パラメータの数値は堅牢なものでなければならない
これは、前購入した「アルゴリズムトレーディング入門」でわかったよ。
4.複数枚数取引が可能であること
だからまだしてないって。それ以前の状況なんですけど。。。
5.リスク管理、マネーマネージメント、ポートフォリオデザインが必要
まだ、そのレベルにいってません。
6.完全に機械化が必要
はい。そのつもりです。最終的にはMetaTraderで実運用するつもりです。
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他にも、システム開発例、資金残高曲線分析、マネーマネジメントの概念等など。
あと、t-検定についてもこの本で初めて知った。
コレは便利そうや!!修正の結果が、有意な差異かどうかが客観的にわかるぞ!
つまり、追加したルールが堅牢である可能性が高いってことやないか??
ん?紹介されてるシステム例、思っている以上にシンプルやぞ!
でも、なぜその手法を思いつけたのかがわからん。。
そういや、カーブフィッティングを摘出する方法は勉強したが、
どういう風に戦略作っていったら、カーブフィッティングしにくくなるんや?
評価の後半で堅牢じゃないのわかったらショックやぞ。
そして、購入した書籍が
「マーケットのテクニカル秘録」6090円!!
相変わらず滑らかな右肩上がりの書籍購入累積代金
おう!この本や!
今のオレが求めてるのは!
この本、仕掛けと手仕舞いを別々に評価する手法が書いてある。
(あくまでも、トレンドフォローが前提)
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●仕掛けのテスト手法
ベンチマークとして乱数でロングかショートを決めて売買する。
決済はNバー後に無条件決済。
で、そのNバーを5~20の間を5刻みで検証して、勝率で判断。
これを複数通貨ペアで実行する。
理屈としては、正しい判断ならば、乱数で決めた結果より勝率が
高くなるはずということ。
で且、Nが大きいほど勝率が高ければなお良し。
#5~20は筆者が検討して決めた値。なので、本来は自分で考えること。
よっしゃ、仕掛けは複数通貨ペアで試して、乱数に勝てばええんやな!
やったろやんかい!
しかも、t-検定で有意な差異になればええんちゃうか?
●手仕舞いのテスト手法
発注は、2本の移動平均線クロス。短期線は5固定、長期線は10~40
で、10期間刻みの4回。
ベンチマークはドテンで、損益で判断。
筆者自信はこの手法に完全には満足していないらしいが、オレのよりどころ
はこれしかあれへん。
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やったー!
これだと、一つのシステムで散々苦労して撃沈することないぞ!!(←甘いよ。。)
しかも、この本、いろんな売買手法まで紹介されてる。
よし!たくさんの通貨ペアのデータ取り込んでテストするぞ!
ほんで、ディレクショナリ・ムーブメント・システムにこだわるのヤメ!!
一目均衡表にこだわるのもヤメ!!
ボリンジャーバンド常用するのもヤメ!!
ストキャスよ、お前もや!!
そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」の売買システム開発・検証(単一通貨ペア)時代は終わり、複数通貨ペア評価時代へと進むのでした。
#ブログ書くと、過去読んだ本を読み返す事になるので、いい復習になるなぁ。
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