さて前回は、 「旧SmoothMADIシステム 」の「ウォークフォワード分析 」で最適化用目的関数を比較検証したところまで話しました。今回は、最適化期間/ウォークフォワード期間の比較検証を行っている様子を書いてみたいと思います。
まずは、6/6通貨ペアのスキャン完了!!
やった~
前回の検証の結果、目的関数で一番よかったのは、「悲観的年率(-最大利益)」。
ただ、前回の最適化期間/ウォークフォワード期間は2年/6ヶ月で固定。
しかし、なんの根拠もない。
なので、最適化期間とウォークフォワード期間のバリエーション比較評価を実施することに。
目的関数は全て、「悲観的年率(-最大利益)」。
とりあえず、最適化期間とウォークフォワード期間の比率は変えずに、期間を調整してみると。
【最適化/ウォークフォワード期間バリエーション比較】
1.最適化期間12ヶ月/ウォークフォワード期間3か月
*元々の実施期間
平均でみると、「1.最適化期間12ヶ月/ウォークフォワード期間3か月」が一番いいが、WFEが他より悪い通貨ペアも。まさか、通貨ペア毎に適正な期間があるのか??
いろいろ試行錯誤せなあかんのか?。
やりますよ。
それで、通貨ペア毎に一番いい期間を求めますよ。
で、求めた結果、堅牢なの?
うーん。。。。
じゃぁ、それで決めた各期間にも寿命があるんじゃないの??
と、とりあえず続きやってみるか。。。
さっきは、最適化期間とウォークフォワード期間の比率を一定にしたバリエーションだったけど、今回は、期間の比率のバリエーション評価結果を比較。
一応、ガイドラインに沿ってウォークフォワード期間を最適化期間の25%~35%界隈で
【最適化/ウォークフォワード期間バリエーション比較一覧】
そして、次は通貨ペア毎に一覧にしてみると。
【通貨単位別 結果一覧】
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ギリギリ合格と言えなくもないのは、GBPJPYだけ。
利益が出た通貨ペアは、AUDUSD / GBPJPY / USDJPYの3つだけ。
とりあえず、この3通貨ペアを組み合わせて資金残高曲線を描いてみると。
【資金残高曲線】
AUDUSD :最適化期間 8/WF期間 3
GBPJPY : 最適化期間48/WF期間12
USDJPY :最適化期間 6/WF期間 3
ちなみに、シャープレシオは0.12。
横ばい期間が多いのが気になる点。
だったらなんやねん。
そもそも、こんな決め方でええんか?
。。。。。ん??
データを細かくみてると、1つの通貨ペアで一覧から抜けているセグメントを発見。
別にとってたデータをみると、なんと途中でストラテジが終了してた。。。
こらっ!
ForexTester2!!
なんで途中で終わるねん!!
見た中では、ほんま1つの通貨ペアのほんの一部だけやったで。
ちゅーことは、ストラテジのバグじゃないってことじゃないんかい??
途中で破産してたからやった。
ForexTester2よ、疑ってすまぬ。。。。
ん?
そういや、サイジングロジックを変えてたけどよかったのか??
途中で破産してるのは、そのせいじゃないか??
(本来は、資金残高に対する固定比率なので、ドローダウン時はロット数が小さくなって、ドローダウン幅が少なくなるはず)
ちゅーことは、やっぱサイジングは本来のロジックに戻して評価せなあかんのか?
そして、「FXシステムトレード初心者奮闘記」のウォークフォワード分析は、元のサイジングに戻してスキャンを開始し、ここまでの結果をもう少し細かく見始めるのでした。
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