さて前回は、 「旧SmoothMADIシステム 」で「ウォークフォワード分析 」で4/6通貨ペア目までを検証し、散々な結果だったところまでを話ました。今回は、5通貨ペア目までの検証結果で、最適化目的関数別の比較をする様子を書いてみたいと思います。
うーん。。
ここまで散々だとは。。
そういや、「アルゴリズムトレーディング入門」では、最適化目的関数が重要である事や、最適化期間/ウォークフォワード期間の設定には経験則が必要である旨が書いてあったなぁ~
よし!
まずは、最適化期間とウォークフォワード期間は変更せずに、
スキャン結果を集計しなおして、いろんな目的関数を試してみよう!!
ということで、試してみた目的関数。
【比較評価対象の最適化目的関数】
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1.悲観的PF(-最大利益)
→前回使用していた目的関数
2.悲観的PF(-最大利益)周囲平均
3.悲観的年率(-最大利益)
4.悲観的年率(-最大利益)周囲平均
*各目的関数の計算方法に関するブログ記事はコレ
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まずは5通貨ペア目も含めて、使っていた目的関数の結果をおさらい。
【ウォークフォワード分析 「1.悲観的PF(-最大利益)」】
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*WFE:ウォークフォワード効率
RRレシオ:リスクリワード・レシオ(年率純益÷最大ドローダウン)
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相変わらず、5通貨ペア目もマイナス収支。。。
【ウォークフォワード分析 「2.悲観的PF(-最大利益)」周囲平均】
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*WFE:ウォークフォワード効率
RRレシオ:リスクリワード・レシオ(年率純益÷最大ドローダウン)
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パラメータスキャン時の1ステップ分周囲平均の最大値の方が、局所的な外れ値を除外
できるので、堅牢な最適化の様な気がするが、そうでもないみたい。。
【ウォークフォワード分析 「3.悲観的年率(-最大利益)」】
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*WFE:ウォークフォワード効率
RRレシオ:リスクリワード・レシオ(年率純益÷最大ドローダウン)
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がーん!
結局、パルド推薦(*)の方がええんかい。。。
*「アルゴリズムトレーディング入門」の著者
でもまだ僅差や!
パルドに勝つことが目的じゃないんやけど。
【ウォークフォワード分析 「4.悲観的年率(-最大利益)」周囲平均】
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*WFE:ウォークフォワード効率
RRレシオ:リスクリワード・レシオ(年率純益÷最大ドローダウン)
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やっぱ、「周囲平均」はあかんなぁ。。。
結局、WFE→利益Seg率→純益の優先順位でみると、
「3.悲観的年率(-最大利益)」がベストって感じ。
でも、使い物にならん。
そして、残りの通貨ペアのスキャンがむなしく走りつつ、「FXシステムトレード初心者奮闘記」のウォークフォワード分析は、最適化期間とウォークフォワード期間の試行錯誤に続くのでした。
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