2011/02/28

FX売買システム多市場多期間最適化時代 - 「多市場多期間最適化」検証計画を立てる


さて前回は、「多市場多期間最適化」を実施するシステムを決めたところまで書きました。
今回は、「多市場多期間最適化」検証計画を立てる様子を書いてみたいと思います。


先に言っておく。


オチはない。


以前の記事に書いた通り、この工程はピークパフォーマンスを示すパラメータセットを見つける事ではなく、利益が出るパラメータセットの割合や、その分布を評価する事により、システムが堅牢かどうかを検証する工程です。

改めて、「アルゴリズムトレーディング入門」を紐解いて見ると。

【計画で決めるべき事】
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1.最適化の枠組みを設定
  つまり、変化させていくパラメータを選び、それぞれのパラメータがどんな範囲で、
  どれぐらい単位でずらしていくかを決める。

  要は、最適化するパラメータと、スキャンレンジと刻み幅を決めるってこと。
  
  書かれていたガイドラインを簡単に言うと、元々の考え方にあっていて、常識的なレンジで、
  処理時間を考慮して決める。刻み幅については同じ比率で。とのこと。

  オレに常識があるとでも思っているのか??

2.市場の選定
  特にガイドライン的な事は書いていないが、例では10市場。。。。
  うーん。。

3.最適化期間の選定
  「多市場多期間検証」と同様なイメージ。
  例では、2年×5で、都合10年分
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そして、自分なりに決めたこと。

【多市場多期間最適化 検証計画】
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1.最適化の枠組みを設定
  パラメータは独自インジケータSmoothMADI新システムの、短期/長期の期間しかないっしょ。

  問題はスキャンレンジと刻み幅。

  同じ比率というガイドラインがあるのと、できれば100スキャン以内に抑えたい。
  なので、今まで使っていた12/36という数字が中心となる様に以下の様に設定。

  短期独自MA期間:8~17 (1刻み)
  長期独自MA期間:24~51(3刻み)

2.市場の選定
  これが悩ましかった。
  100スキャンでどれぐらい時間がかかるのか。。  

  別途ブログに経緯は書くけど、結局14通貨すべてすることにしてみた。

  試しに1通貨ペア2年分してみたら、約3H。
  ということは、14通貨ペアを2年×4すると、7日間。

  ブログ更新遅くなりそうやな。。。

3.最適化期間の選定
  これは「多市場多期間検証」と同じにした。
  つまり、2001年~2008年を2年刻みで4分割

  やっぱりここでも、2009年~2010年はとっておくことに。

  実は、定期的な最適化にちょっと懐疑的。

  さらに次の工程である「ウォークフォワード分析」はするつもりだけど、
  2001年~2008年のデータで最適化した結果と、短い期間で
  最適化を繰り返す方法と比較してみたい。

  あと、ポートフォリオの堅牢性もこのセグメントで検証してみたい。

4.評価内容
  基本「アルゴリズムトレーディング入門」に書かれていた評価方法。
  でも、読んでもイマイチはっきりしないことも。

  オレがアホなだけか。。。

  メインの評価項目は、利益が出る変数の組の割合が20%以上。
  堅牢な例では、70%弱ぐらい。
  あとは、各パラメータセットでの損益分布が滑らかであること。

  【評価観点詳細】
  ●主要観点
   平均利益が大きく、最大値と最小値の差が小さく、標準偏差が小さい事。

   大きいとか小さいとか書かれても、程度がわからんのですけど。。。

  ●その他確認しておいた方がいい条件1
   ・ベストパラメータでのパフォーマンスが、平均パフォーマンスに比較的近く、
    1標準偏差いないが理想
   ・全体の平均パフォーマンスが正
   ・全体の平均パフォーマンスから1標準偏差を引いた値が正
   ・全体の平均パフォーマンスから3標準偏差を引いた値が正
    →さすがに、この条件クリアはかなり難しいと筆者も認識。

   で、「パフォーマンス」ってなんでしょうか?
   損益の事でいいんですよね?他の目的関数じゃなくていいんだよね?ね?

  ●その他確認しておいた方がいい条件2
   利益が出たパラメータセットに関して。
   ・ベストパラメータでのパフォーマンスが、平均パフォーマンスに比較的近く、
    1標準偏差いないが理想
   ・利益が出たシミュレーションの数が、統計学的に有意な数だけ存在。
    「統計学的に有意」ってなにさ。。。t-検定なら知っているが、そういう事じゃないでしょ。。
   ・利益が出たシミュレーションの利益の合計を全ての利益の合計で割った値が、
    統計学的に有意と言える正の値。
    だから、この計算式での「統計学的有意」ってなんなんさ。
   ・利益が出たシミュレーションのの標準偏差が小さいほどいい。
    一体、何と比較しての話や。。。

  ●独自に追加した項目
   評価項目というより、情報採取/集計しておく項目。
   「損益」の分布図と、「悲観的年率(-最大利益)」の分布図。
   視覚的に分布図を見たいのが発端。
   ・その他の想定用途
    他システムとの比較
    「定期的な最適化」vs「長期間の最適化」用。
    ウォークフォワード分析用の目的関数の予行演習
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評価対象システムは、前回予告通り、独自インジケータSmoothMADI新システム



うーん。なかなか大変そう。



そして、ドキドキしながら、「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、「多市場多期間最適化」実施を初挑戦するのでした。

だから、オチはないってゆーたやん。


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