ＦＸ売買システム多市場多期間最適化時代 － １セグメント目１２通貨ペア評価。ん？？？

さて前回は、「新SmoothMADIシステム」を多市場多期間最適化検証の２通貨ペア目（CHFJPY)を評価し、天国への階段を登った気分になったところまで書きました。当然いい意味ではありません。今回は、予告通り１４通貨ペア評価を開始した様子を書いてみます。

ということで、まずは１セグメント目の検証結果。

１４通貨ペアといいつつ、このセグメントのデータは１２通貨ペア分しかありません。

（NZDJPY/NZDUSDは2003年から）

【１セグメント目結果概略】

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利益テスト数率（通貨ペア平均）：２２％

平均利益（通貨ペア平均）　　　：－３，１１６ＵＳ＄

利益テスト数率２０％超過の通貨ペア数　　　　　　：５／１２

利益テスト数率　０％の通貨ペア数　　　　　　　　：４／１２

平均利益がプラスの通貨ペア数　　　　　　　　　　：３／１２

「平均利益－１σ」が正となる通貨ペア数　　　　　：２／１２

「最大利益」＜（平均利益＋１σ）となる通貨ペア数：０／１２

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「アルゴリズムトレーディング入門」によると、

今のところ「利益テスト数率」に関しては、ギリギリＯＫ。

問題は、「平均利益」。

上記書籍の測定結果例を見れば見るほど不思議さが増す。

【書籍に載っていた「ぎりぎりＯＫ」な例】

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　　　　　　　　　　　　　　個数　　　　　　　％　　平均

テスト数　　　　　　　　　１０００　１００．０％　　５，４４７ドル

利益の出たテスト数　　　２２４　　２２．４％　　９，７６７ドル

損失を出したテスト数　　７７６　　７７．６％　－１，９８３ドル

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パルドさ~ん（上記書籍の著者）、計算間違えてないよね？？

トップトレーダーが間違うわけないですよね？ね？

オレがアホなだけやよね？？？

　

えーっと、「テスト数」の行の「平均」は、「全テストの平均損益」だと理解していたんですが、

そうだとすると、上記表は辻褄があわないんですよ。。

私の解釈だと、

平均＝｛（２２４×９，７６７ドル）－（７７６×１，９３３ドル）｝÷１０００

　　＝　６４９ドル

全然違うんですけど。。

他の例も同様に違う。。。

どこで解釈間違えたんだ？？？

単に、重箱の隅をつついているだけか？？？

もしかして、各セグメントの平均利益を平均した値？？？

誰か教えてください！！

さしたる情報もない。

しかも、オチもない。

それが何か？

そして、評価ポイントがブレたまま、「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、新SmoothMADIシステムで「多市場多期間最適化」の２セグメント目に進むのでした。