2011/03/02

FX売買システム多市場多期間最適化時代 - 2通貨ペア目の評価。そして。。


さて前回は、まず「新SmoothMADIシステム」で1通貨ペア(USDCHF)で多市場多期間最適化を実施してみて、なかなかの結果に悦に浸っている状況を話しました。
今回は、続いて2通貨ペア目の評価を実施している状況と、気づいた事を書いてみたいと思います。

さて、前回の予告通り、次に評価する通貨ペアはCHFJPY。
対象とした理由は、前工程である「多市場多期間検証」で一番成績が悪かった通貨ペアがどうなるかを知りたかったから。

さぁて検証開始!!


まず、1セグメント目。

利益テスト数率 0%

ん????
確かガイドラインでは、最低20%以上やったなぁ。
た、たまたまかな。。。まぁ、「多市場多期間検証」でも全体で1セグメント目が一番成績悪かったし。

そして、2セグメント目。

利益テスト数率 0%

た、たまたまかな。
そして、3セグメント目。

利益テスト数率 0%

ん????
でも、4セグメント目は「多市場多期間検証」で全般的に成績よかったから、大丈夫ちゃうか??
そして、4セグメント目実施。

利益テスト数率 0%











つまり、オール0%




それでは、私の今の気分をお聴き下さい。

そういや、理系なのに、高校数学の試験で0点取った時の事思い出すなぁ。。


堅牢性を図るためのガイドラインは20%
これはきっと、対象通貨ペア全部を集計しての結果を意味してるんやな。。

ちゅーことは、14通貨ペア全部せんと、堅牢かどうかわからんって事やん。

ここで、気づいた。
そもそも、前工程での判断が間違えているんでは??

つまり、旧SmoothMADIシステム」と「新SmoothMADIシステム」を比較して、「新SmoothMADIシステム」を選んだんだけど、ベストポートフォリオを組んだ時の資金残高曲線観点で選んでた。


これが敗因では??


つまり、「多市場多期間検証」での評価ポイントは、何セグメントで利益が出て、
何通貨ペアで利益がでたのか。それだけを見るべきだったのでは?

どうせパラメータ次第で成績なんていくらでも変わってしまうんやし、
多市場多期間検証」で資金残高曲線の評価なんぞしても、参考レベルにしかならん。
ドローダウンがどういうレベル感なのかとかどれぐらいの利益が見込めそうか。
雰囲気をつかむ程度。判断材料に使うべきではない。


よっしゃ、白黒つけたろやんけ!


今回は今回で、14通貨ペア×4セグメント全部「多市場多期間最適化」検証実施してやる!
ほんで、旧システムも評価して対決や!
仮説が正しければ、旧SmoothMADIシステム」の方がいい結果を残すはずや!

最後に、今回検証したCHFJPYの集計結果を、一応掲載。

【多市場多期間最適化 検証結果(CHFJPY)】

唯一良い点は、最大利益が1σの範囲内に収まっていること。






でもマイナス収支やと意味ないんだよ。。


そしてヤケクソで「FXシステムトレード初心者奮闘記」の「多市場多期間最適化」は「新SmoothMADIシステム」で14通貨ペアの評価実施に進むのでした。


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