この時、1H足とは気づかず、いろいろな側面で結果評価をしていたけど、原点に立ち戻る事に。
なので、まずは「パフォーマンスの評価」をせずに、純粋に「ウォークフォワード分析 」工程が終ったかどうかを評価することに。
さて、以前のブログ記事「『ウォークフォワード分析』計画立案前の整理 」で、本工程の終了条件を確認すると。
【ウォークフォワード分析の検証方法】(上記記事の抜粋)
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1.各ウォークフォワード期間での評価項目
損益、最大ドローダウン、年率リスクリワード比率、勝率、
ウォークフォワード効率。
2.上記「2.」をつなぎ合わせて、各項目の平均、最大、最小、標準偏差。
3.ウォークフォワード期間の損益合計を年率計算し、
最適化期間の年率損益との比率から、全体のウォークフォワード効率を求める。
→この項目の目安が50%~60%
4.各ウォークフォワード効率で、プラスになった比率。
例では、60%で堅牢と判断されていた。
5.ポートフォリオに含める通貨ペアで、利益を出した数
6.ウォークフォワード期間をつなぎ合わせた結果から、
PFや、ペイオフレシオ、最大ドローダウン、勝率etcを求める。
→つまりこれが本当の実力
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さらに、見落としていた項目としては、「最適化期間」と「ウォークフォワード期間」を求める事も、この「ウォークフォワード分析」工程でのひとつの目的であったこと。
そして、上記項目を大きく分類すると、「堅牢で利益を出せる戦略か」という観点と、「特性を把握する」をいう二つに分類されることに。
なので、前述の「ウォークフォワード分析の検証方法」の一覧のうち、以下をクリアしていれば、堅牢で利益を出せる戦略かどうかがわかることになる。
【堅牢で利益を出せる戦略かどうかの判定基準】
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「3.全体のウォークフォワード効率が50%~60%」
「4.ウォークフォワード効率がプラスとなったセグメントの比率が60%程度」
「5.利益を出した通貨ペア数」
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そして、「最適化期間」と「ウォークフォワード期間」を求める事もひとつの目的であることを思い出すと、評価するためには、各通過ペアでベストとなる「最適化期間」と「ウォークフォワード期間」を求める事から始まることに。
まずは、試した「最適化期間」と「ウォークフォワード期間」のパターンで、通貨ペア毎の「ウォークフォワード効率」を一覧化すると、以下の様に。
【最適化期間/WF期間毎のWF効率一覧】
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※最適化期間の左辺と右辺が異なる場合は、2つの最適化期間での目的関数平均
が最大となるパラメータセットを選ぶやり方をしている。
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そして、通貨ペア毎に一番ベストとなる「最適化期間」と「ウォークフォワード期間」を纏めると以下の様に。
【通貨ペア毎のWFベストとなる最適化期間/WF期間】
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そしてこれを元に、前述の「堅牢で利益を出せる戦略かどうかの判定基準」で照らし合わせると。
【堅牢で利益を出せる戦略かどうかの判定】
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●「3.全体のウォークフォワード効率が50%~60%」
これをクリアしているのは、GBPJPYとUSDJPYの2通過ペア
合格にしてもいいかもしれないのは、GBPUSD。
複数通過ペアでクリアしたし、合格かな?
●「4.ウォークフォワード効率がプラスとなったセグメントの比率が60%程度」
5/6通貨ペアがクリア。
問題なく、合格。
●「5.利益を出した通貨ペア数」
全通過ペアでクリア。
問題なく、合格。
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ということで無事、
「ウォークフォワード分析 」工程
としては合格!
の様にみえるが、思い出さなければならないのは、「戦略が合格」かどうか。
つまり、「売買ルール」ではなく、「戦略」であること。
つまり、ポートフォリオも含めて考えなければならない。
で、どの通貨ペアをこの「売買ルール」でトレードするのかは課題として残ったままの状態。
すると必然的に、GBPJPYとUSDJPYの2通貨ペアだけが合格なので、この2つの通貨ペアはポートフォリオに組み込む事に。
なので、この2通貨ペアをポートフォリオ
に組み込むと合格!
で、「ウォークフォワード分析 」工程が終ったかというと、「特性を把握する」という観点を整理がまだ残っている。。。
「ウォークフォワード分析 」工程
終ってないやん
そして「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、「ウォークフォワード分析 」の特性の把握に進むのでした。 #裏で作りかけのMT4用EAをデモ口座で動かしながら。
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