2011/03/18

FX売買システム多市場多期間最適化時代 - 最適化手法の比較検証してみると。



さて前回は、 多市場多期間最適化 」における最適化手法比較計画を立てたところまで話しました。今回は、実際に試してみた様子を書いてみたいと思います。

さてと、以前の記事 少しだけやってみた「ウォークフォワード分析 」。
集計も結構手間。

すると、Twitterで知り合った方に教えていただいた、公式にタダで入手できるVisualC++Express 版をインストールしてみたところ、SQL-Server というデータベースが入っていた!これで効率化しよう!
さっそく、試してみると、CSV形式のファイルをインポート/エクスポートできる機能が使える様に!
しかも、Excelとの連携もできる様になった!

しかし、そのSQL-Server 管理/メンテナンスする機能がない。。。
うーん。なんとかしたい!!
そして探した挙句、「SQL Server 2008 Management Studio Express 」という、管理/メンテナンスツールを発見!これもMS公式でタダで入手可能!













足りないのは、データベースの知識だけ。


まぁ、それでも簡単な 使い方で効率化し、「悲観的年率(-最大利益)」を評価してみると。

【簡易ウォークフォワード分析「悲観的年率(-最大利益)】

 
 
そして、アウトサンプル2年を4回分をつなぎ合わせた検証

【アウトサンプル検証「悲観的年率(-最大利益)】


こんな感じで前回記事 で洗い出した最適化手法の比較一覧を作ってみると。

【最適化手法比較一覧】

 *左表が6か月単位評価。右表は2年単位評価

やっぱり、評価項目が多く、どれを優先すべきかが悩みどころ。。

「ウォークフォワード効率」の平均値はサンプルが少なくて、今一歩主軸の評価項目にならない。。
収益性/資金残高曲線観点にいたっては、どれもベンチマークに負けてる。

明確に差異が出たのは、利益がでた通貨ペア数だけ。
「年率損益サマリ」もちょっと参考になりそう。

すると、「5.悲観的PF(-最大利益)周囲平均」がベスト!!

パルド推薦の「悲観的年率」に勝った!! パクリだけど。
*パルド:「アルゴリズムトレーディング入門」の著者








判断方法が正しければの話ですが。



そしてオチをつけたつもりで、旧SmoothMADIシステム 」の「多市場多期間最適化 」を実施しながら、次回「FXシステムトレード初心者奮闘記」は、新たな最適化手法で、新SmoothMADIシステム 」の多市場多期間最適化 」の評価に進むのでした。
#本ブログで利用しているLivedoor創設者ホリエモンの記事:「不治の病 

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